『おはようとおやすみとそのあとに』(コミック)に見るふたりで生きてくっていう純情 [a little soft]
まず、タイトルの『おはようとおやすみとそのあとに』というのと
表紙の画を見たとき、
ん? これは男の子と男っぽい女の子のお話?
と思いました。
みつけたきっかけは完全にBL枠外。
なんとなく『おはようとおやすみとそのあとに』とこの画に惹かれて買っちゃったのですが、
とてもいいじゃないですか。
BLに「清い」という言葉があっているのかどうかの判断は別にして
この主人公たち二人は、とても純粋にお互いを想い合っているという空気が
作品全般に漂っています。
読んだ後、心がほんわかします。
それでいてしっかりエッチなムードもある。
いや、純粋だからこそエロいということもあるのだろうか。
とにかく、とても良い。好きですねえ、こういうの。
展開が早い!というか、端折ってる感はあるものの
かといって、ここ引っ張ってもダラケルだけかな………などと
自分なりに構成を検討してみたりなんかした結果、
やっぱりこのままでいいんじゃない?
作者の波真田かもめ(はまだかもめ)さん、よく考えてのことなんだね、と
納得した次第です。
普段ベタベタ、ぬたぬた三昧の人でも
この作品は好きだっていう確率高いと思いましたねえ。
こういうの、たまに読みたいです。ほんと。
おはようとおやすみとそのあとに (フルールコミックス)
おはようとおやすみとそのあとに 2 (フルールコミックス)
おはようとおやすみとそのあとに 3 (フルールコミックス)
おはようとおやすみとそのあとに (4) (フルールコミックス)
コメント 0