憂鬱な朝

	ブログをはじめるログイン

『憂鬱な朝』は早く完結してほしい！　[憂鬱な朝]

華麗なるフンドシ紳士たち

私の中で
もう早く完結してほしいと思う作品の中に、
『憂鬱な朝』が入ってます。

決して『憂鬱な朝』が面白くない！
と言っているのではありません。

『憂鬱な朝』は次が読みたくて仕方なくなる筆頭株です。
早く完結して、そして最初からガガ〜！っと
通し読みしたいのです。

書店で手にとったのは本当に偶然でした。
日高ショーコさんのなら間違いなかろうと読んでみたら
バチッとハマってしまいました。

日高ショーコさんの作品は濃い！
その中でもこの『憂鬱な朝』は格別です。
時代は明治の末期から大正。

まずはその時代考証が素晴らしい。
主人公たちが、その時代の風景の中で
ありありとした存在感を持って命を生きている。

まるで本当にそういう人物がいたんじゃないかと
完全に思い込んでしまってます。

なんてったって、「フンドシ」なんだもん。
華麗に洋服を着こなすその下に
「フンドシ」履いてるんです。彼らは！

なかなかそんなところ描く人いませんよ。
感動しました〜！
日高ショーコさん、ありがとう！
『憂鬱な朝』バンザイ！

そしてなんといっても、
そのストーリーです。

BLとしてくくるにはあまりに惜しい。
大河ドラマにでもして欲しいと思います。
この『憂鬱な朝』という作品は
そんな媒体にでも堪えうる非常に高尚な
時代の香りがするのです。

『憂鬱な朝』にはドラマCDもアルんですよ。
これがまたイイんです。
ぜひ聞いてみて！

［コミック］

憂鬱な朝 (1)(キャラコミックス)